case09

打たれ強い私でも、時々心が折れそうになります。 乾癬に対する偏見をすこしでもなくしていけたら。

ーA・Kさん

  • 病名 尋常性乾癬
  • 症状 主にひじ、ひざ
  • 病歴 33年
  • 職業 ツアーコンダクター
  • 年齢 50代

Aさんには悔しい思い出があります。通っていたジムのプールで皮膚病のひとがいる、はがれた皮膚が浮いていて気持ち悪い、とクレームがあったのです。

「乾癬の新聞広告を持って行って、わたしは乾癬です、治りませんがうつりもしません、って説明したらわかってもらえましたが50歳過ぎてもまだこんなこと経験しなくちゃいけないのかと…。もっとこの病気のこと知ってもらい、こんな偏見をなくしてほしいと思ってこのインタビューもお受けしたんです」

仕事はツアーコンダクター。ツアーとあらばヨーロッパから国内の温泉まであらゆるエリアに随行し、休日にはジムやアウトドアで常に体を動かすアクティブな女性です。発症は20歳の時。

「一生治らない、って先生に言われた時は、うそ!そんなはずはない、って大学病院を3つぐらい回って検査したのですが、どこも診断結果は同じ。あぁ、先生は正しかったのねと」

そんな行動的なAさんがいまも「ゆれうごく」と表現したのが薬の話でした。

「治したい気持ちも強いけれど子供を産まないなら…みたいな条件を先生に言われるとやはり女性ですから躊躇しちゃいますよね。幸い今は塗り薬で安定していますが、もし顔などにも症状が出るなら飲み薬や注射剤という選択肢も前向きに考えたいと思っています」

乾癬への偏見をなくしたいと強く願うAさんは、その持ち前のガッツとパワフルさで、この病気とうまくつき合っていらっしゃいます。

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